このゲームでは稼いだお金の9割以上が線路の敷設に使われ、プレイ時間もけっこう多く割かれる作業です
だからこそ
- 線路の敷設のコストを減らしたい
- 線路の敷き方についてバリエーションを知りたい
と考える人はいるのではないかと思います
この記事は主にレイルウェイエンパイア2を軽く触ってみたけどもうちょっと線路のことについて知っておきたいという人向けの内容です
よろしければ参考にしてみてください
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線路敷設の基本中の基本
このゲームを初めてプレイする人はチュートリアルもやっていると思うので、今更とは思うのですが・・・
というのが線路を敷く時の基本です
補給塔に関しては路線の組み方によっては各駅ごとに置く必要はないです
以上のことを踏まえたうえで読み進めてください
線路を敷く時は土工事費に着目してみよう
線路を敷く際、やむを得ない場合を除いて橋やトンネルを作らないようにする、というのは初めてこのゲームをプレイしたとしてもすぐに気づく事だと思います
そんな中、比較的軽視されがちなのが土工事の費用ではないでしょうか
土工事の費用は線路の編集点を使って高さを変えると金額も上下します
特徴としては
- 積もり重ねると意外とコストを抑えられる
- 勾配はきつくなる可能性がある
という長所と短所が挙げられます
例えばこの画像では全体で136,191の費用のうち土工事で76,854かかっています
ここからいくつかの編集点を使って線路の高さを変えてやると、土工事費は62,525まで抑えられ、(路線の費用は59,357→63457とちょっと上がっちゃいましたが)全体の費用も125,982まで下がりました
編集点を置く際にはへこんでいる箇所に置いて高くするか、盛り土がされて少し高くなっている箇所に置いて低くするといいのですが、特にへこんでいる箇所の高さを上げてやる方が費用が下がりやすいです
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、この画像のようにへこんでいるのが長めになっている箇所に編集点を置くのがいいです
地面の高さと同じでなく、若干うず高いくらいの高さにするのがベストです
と、こんな感じで調整してみたら費用を抑えることはできたものの、勾配差が3%出てしまいました
土工事費を抑えることにのみ注力するとこのような欠点も出てきます
これはチャプター1で線路を敷いた時のものなのですが、年代が古くて列車の性能が低い場合は3%差はちょっと嫌ですね
ここで等高線モードに切り替えてみると駅を出てすぐのところが低くなっているのがわかります
駅の立地が良くないのも要因ですが、こんな時は少し線路のルートを変えてみましょう
低地を避けるように迂回し他の編集点で微調整を繰り返したら、路線自体は長くなったものの最終的には118,517までコストを下げることができました
最初の時と比べると20,000近く価格を抑えることができたうえに勾配もそこまできつくない線路を敷くことができました
これなら使い物になるレベルといえるでしょう
線路の敷き方その1
基本中の基本の項で「線路は2本敷いて上下線となるよう線路の向きを設定する」と書きました
1つの駅に8本まで線路を敷けるので1方向あたり4つの行き先を指定できることになります
多くの場合においてこういった繋ぎ方をすることでしょう
そんな中、ちょっと変わった線路の敷き方を紹介します
まずは1・2番線と4・5番線と7・8番線を利用するものです
これはキャンペーン1のように都市が一直線に並んでいるケースで有用なのですが、他の場面でも使いみちがあり、意外と便利です
キャンペーン1ではバンゴールからバッファローまでほぼ1本のラインで輸送のやり取りをするのが主体となります
その際、1本のラインだけだとどうしても渋滞が起きやすく、故障でも起きようものなら多くの列車が影響を受けます
そのリスクを分散させるのにこのやり方は適していると考えています
4・5番線を追加したい時は一度3番線を敷設してから4・5番線に側線を敷き、あとで3番線を解体すればOKです
3番線を解体する前に補給塔を1番線側に設置しておけば、1つで4・5番線にも適用されます
1・2番線と4・5番線をバンゴール-バッファロー間で繋ぎ、ボストンからニューヨークシティ、およびオールバニーからニューヨークシティは7・8番線を使うのがいいでしょう
路線を組む時は、スタート駅を指定した後は走らせたい線路(ウェイポイント)を指定してからゴール駅を指定すればOKです
側線を3つ敷いて1~4番線で運用すればいいんじゃないかと思う人もいると思います
しかし個人的な感想ですがこれはあんまり良くないなあと。
というのも、ウェイポイントで走る線路を指定してもホームで荷下ろしする箇所を選ぶことができないからです
詰まっているのに1番ホームで荷下ろしするケースが多いというのが私の印象です
3番が空いているのに後続の列車が待機しているケースも見たことがあり、それなら上記にある敷き方をした方が確実だと思いました
ただし、これは同じ都市間で線路を繋ぐ場合の話。
別の都市に対してクロスになるような路線を組みたい場合(下記参照)は複数の側線を利用した繋ぎ方がかなり有効です
線路の敷き方その2
線路の繋ぎ方2つ目は分岐です
競合他社がよく使っているやり方です
路線変更器から分岐させてもいいし、途中の線路から分岐させてもいいです
いろんなところで使いたい繋ぎ方であり、私も良く使っているのですがこれには欠点があります
分岐地点で列車がバッティングしそうな時は、はるか前から止まってしまうケースがあるというものです
列車の運行数が多い線路で分岐させると効率がかなり悪化するので、やるなら運行数が少ない線路で利用するようにしましょう
私見ですが効率の悪い運送法をあえて仕様とすることで、その方法を多用する競合他社の成長を遅らせるゲームバランス調整の側面が強いと感じます
線路の敷き方その3
線路の繋ぎ方3つ目は1本の線路だけ敷いて折り返し運転させる方法です
線路が1本で済むため最序盤のお金がない時などに有効です
やろうと思えば片側8箇所へ繋げることもできます
ですが、反対側から同じ線路を使った列車がくると運行がストップするなど効率は決してよくありません
しかし、これにも便利な使い方があります
家畜やウールを輸送するために折り返し運転する
家畜やウールを輸送するのに2つ目の駅を建設して、その駅と家畜およびウールを1本の線路で繋ぐと、けっこう便利です
結局のところ、運びたいのは食肉や衣料品です
したがって家畜やウールの路線はできれば他の物資の輸送をしているメインの線路からは除外したいところ。
特に8本分のホームを利用している状況ならなおさらです
そんな時はこのような形で利用するといいでしょう
家畜やウール以外にも、材木や紙用の工場を建てたけど木材をもっと集中して輸送したい、なんて場合に利用すると資材不足を解消させやすいです
複数の側線を敷いてより多くの都市へ輸送したい
上の方で複数の側線を敷くのはあまりおすすめできないと書きましたが、それは同じ都市間で線路を繋ぐ場合のお話です
序盤は線路1本でホテルと併用して稼いだけれども、都市が成長してより多くの種類の物資を運ばねばならなくなった、あるいは2つ以上の列車を運用したいといったケースではやはり上下線を作らなければいけません
その際、どうしても斜め方向の都市間輸送をしたいと思うのではないでしょうか
特にクロスする形で線路を繋ぐのは至難の業です
しかし、それを可能にするのがこれから紹介するやり方となります
この画像ではノース・ブラットからラピッドシティ、ビア、スーフォールズ、オマハへと行くことができます
線路の状況から考えてノース・ブラットからオマハへは行けるというのがわかると思いますが、他の3都市へも直接列車を走らせることができるというのはいろいろと捗るのではないでしょうか
やり方は簡単で、
- 駅からやや長めの線路を8本敷き路線変更器を置く
- 余分な線路は解体する
- あとはそれぞれ異なる駅へと繋ぐ
だけでOKです
この画像では奥側がノース・ブラット方面で手前がラピッドシティ(以下略)方面となります
反対側も同じようにしてやればラピッドシティ側からノース・ブラットやシャイアンやデンバーなどに行くことができます
この方法の欠点としては
が挙げられます
ホテルの収入が下がったとしても列車を複数走らせればいいだけなので結果的には収入は増えます
なによりも、輸送先の選択が大幅に増えるのでより多くの物資をいろいろな都市に輸送しやすくなる利点はこれらの欠点を補って余りあるかと。
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