北条氏康でプレイしていると使える作戦の五色備えについてあれこれと書いてみます
五色備えとは
機能メニューから見てみると”役割ごとに色分けされた五色の部隊を軸に戦う”とあります
これだけではいまいちよくわからないので、実際に北条氏康でプレイした時にずっと使ってたのですがかなりクセの強い作戦ですね
一応史実ではどのように運用されていたのか調べてみたものの、どうも詳細がわかっていないようです
ただ北条綱成の地黄八幡(じきはちまん 今までじおうはちまんって読むのだと思ってました)は名前だけなら知っている、という人は信長の野望ファンならけっこういると思います
北条綱成が黄色の旗指物に地黄八幡と書いていたものを使用していたことと、北条綱成の勇猛果敢さから名前が有名になったようですね
ちなみに北条綱成は戦闘中に「勝った 勝った」と叫びながら突撃していたようです
分が悪いはずの相手がこんな事してきたら、そりゃ不気味に見えるでしょう
そんな由来もあってか北条綱成の戦法には勝鬨の声という士気攻撃力がかなり上がるものが用意されています
5つの色について
大志での五色備えは5つの部隊にそれぞれ役割を与えて運用する事になります
それぞれの陣の特徴を挙げると
- 黄備え本陣隊:視界アップ
- 黒備え隊:守備アップ
- 青備え隊:奇襲専用
- 赤備え隊:攻撃アップ
- 白備え隊:移動力アップ
となっています
これだけ見ると”五色備えって結構強くない?”って思うかもしれません
しかしこれにはデメリットも存在しています
以下にデメリットを挙げると
- 黄備え本陣隊:なし
- 黒備え隊:攻撃40ダウン・士気攻撃力ダウン
- 青備え隊:攻撃30ダウン・士気攻撃力ダウン
- 赤備え隊:移動力ダウン
- 白備え隊:防御力30ダウン
となっています
本陣隊以外は軒並み何らかのダウン要素を抱え込んでいるやっかいな作戦といえるでしょう
正直なところ黒備え隊が防御がアップする代わりに攻撃がダウンする、というのはまだわかるのですが、特に青と白はダウン要素いれなくてもいいと思うんですよね
青は奇襲ができなかったら単に能力の低い部隊でしかないですし。
大志の戦闘は部隊数の数が多い方が有利に働くものなので、奇襲専用として運用するとなるとどうしても敵の視界の範囲外に移動する必要があり、その間数的不利な状態で戦わざるを得ない、というのもこの作戦の難しさを表していると思います
一応奇襲が決まれば3桁の兵数ダメージと士気ゲージがけっこう減りますが、戦闘に参加していない時間を考慮すると喜べる代物ではありません
他には赤の移動力の低さも気になります
相手が守り手の場合はこちらから積極的に攻める必要がありますが、頼りにするべき赤が前線に到着するのは初期位置の悪さも相まってかなり時間がかかります
どう運用するか
メリットよりデメリットの方が大きい五色備えですが、それでも使うなら唯一デメリットのない黄本陣部隊を有効に活用するのが良さそうです
黄本陣のメリットは視界がアップする事なのですが、これが通常の部隊の3倍近くあります
この画像のようにこれだけ離れていても敵を視認できます
鉄砲隊の射程とほぼ同じ距離です
これの何がいいのかというと鉄砲隊を編成すれば一方的に攻撃ができる点にあります(雨が降らなければ)
敵の視界の外から鉄砲攻撃を行えるのはこの五色備えを使っている時のみです(雨が降らなければね・・・)
北条家の主戦場である関東平野は鉄砲攻撃をさえぎる遮蔽物が少ない戦場が多いため黄本陣の視界アップを最大限に生かせる戦闘をすることができるのは魅力と言っていいでしょう(雨が降らなけr・・・)
部隊の動かし方
私が実際にどう運用しているかというと、黄本陣と黒ととなりの3つの部隊を鉄砲隊にして戦闘が開始されたら敵が進んできそうなところに黄本陣隊の向きを調整します
うまくいけば次のターンから鉄砲攻撃が可能です
そして敵が向かってきた時のために黒備え隊の左上ともう1つの鉄砲隊の右上にそれぞれ部隊を進めておきます
そうしておけば敵は近くの部隊に照準を定める事があるので、鉄砲隊はその援護として攻撃に参加することができます
この画像は黒備え隊の太田資正の左上に菅谷勝貞隊を移動させたらそちらに食いついたので鉄砲で援護射撃をするところです
右は間に合っていませんが北条綱成と正木時茂の2部隊で鉄砲攻撃が可能な状態です
まとめ
今回はたまたま兵数的にも部隊数的にも自軍に圧倒的に有利であるため、こういう状況を簡単に作り出せましたが五色備えをうまく使おうと思ったなら前の3隊を鉄砲隊で運用するのが良さげです
ただ雨が降ったら機能しないし、青や白のデメリットは何で入れているのか意味がわかりません
上記画像の下中央にいるS1000の部隊は赤備え隊なのですが、移動力が低いため戦闘に参加できたのは最後の方でしたし・・・
とにかくあまりにもクセがありすぎてはっきり言ってしまうと使うのが難しい作戦ですが、北条家の武将を手に入れないと使えないものなので、せっかく北条氏康でプレイするなら最後まで使ってみようと思っています
北条氏康のプレイはこちらです
シナリオ河越夜戦の北条氏康
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