大志をやっていて商業の進出はともかく投資って何のためにやるのかよくわからないという人はいませんか?
私自身がそうだったので調べてみたことを書いてみます
商業概要
大志での金収入は商圏と呼ばれるものを発展させることで増えていきます
各商圏はネットワークで結ばれているのも特徴です
この「商圏を発展させる」というのは2つの捉え方があり、これが商業コマンドの違いを理解する鍵になります
ちなみに実行できる商業コマンドは進出・投資・独占の3つです
この中で独占は商圏を発展させるというのとは少し違うのであとで説明します
進出について
商圏を発展させるという考え方その1として商圏の数を増やすというのがあります
商業コマンドでは進出を使ってネットワークでつながった商圏を広げていきましょう
自勢力の統治が及ぶ範囲内までなら条件なしに進出が可能です
一方で、他の勢力が統治している商圏に進出するためには外交で親善を20まで上げて通商可能にすることで進出できるようになります
外交の事は別の機会に説明するとして、これが商圏を発展させる1つの方法です
ただし戦争すると他国の商圏からは追い出されて金収入がなくなってしまうことには注意しましょう
※親善がマイナスとなるため通商不可となります
投資について
商圏を発展させる考え方その2として1つの商圏を限界まで成長させるというのがあります
これを行うのが投資コマンドです
投資コマンドでは商圏生産・発展度・各勢力の影響力の3つの項目に注意しましょう
商圏生産
まずはこの画像の商圏生産というのに着目してください
商圏生産の現在値/商圏生産の最大値(400/1200)となっていて、ゲームを開始した時は一律で最大値の1/3が現在値になっています
投資を行うと最大値の1/10が現在値に加算され(この場合は+120)、現在値=最大値となると、1つの商圏を限界まで成長させるということになります
この商圏生産の数値が金収入を計算する上でのベースとなる値となります
発展度
発展度は商圏生産の現在値に対してどれだけ発展しているかを表したもので、放っておいても自動的に上がっていきます
また、他家が進出する事で発展度が上がるスピードが速くなります
この発展度はあくまでも商圏生産の現在値に対するものなので、投資をして商圏生産の現在値が上がると発展度は下がるのがポイントです
大事な事なのでもう1度言いますが、あくまでも現在値に対するパーセンテージです
各勢力の影響力
これは読んで字のごとく各勢力の影響力をパーセンテージ化したものです3
その商圏に先に進出した大名家が2/4、他がそれぞれ1/4ずつとなります
この比率は投資を行う事で若干自勢力に有利にすることができます
独占
独占とは他勢力の進出を追い出して、上記にある各勢力の影響力を無理矢理100%にすることを指します
当然他勢力からは不信感を持たれてしまうので、心証が下がります
周囲の大名と通商関係を結んでおらずその商圏に自家しか進出していない事と、独占コマンドで独占している状態は基本的には同義です
通商関係を結んでいて他家から進出されてしまう状況にあるけれども、自家の影響力を100%にしたいときに使えるのが独占です
投資を行うとはどういう事か
織田家で稲葉山商圏に対し実際に投資を行った画像がこれです
この2つの画像を文章で説明すると
商圏生産450・発展度26%中の33%が織田家の金銭収入として入手できる
から
商圏生産585・発展度23%中の40%が織田家の金銭収入として入手できる
に変わりました
文章にするとひどくわかりづらいですが、結果的には入手できる金収入はわずかながらに増えています(金銭算出の項目を見るとひと月当たりの収入が120→138へと増加しています)
投資についてのまとめ
投資をしてすぐの時点では増えた金収入はわずかなものですが、発展度は自動的に上がっていきますし、競合する他家がいればAIも投資を行ってくれる可能性があるので、入手できる金銭収入が増えるスピードも上がります
理論上では投資をして商圏生産を限界値まで上げて、他家と競合させながら発展度を100%にしてから独占することでその商圏の金銭収入を全て自家のものとする事ができます
これをやるのは大変ですが・・・
実際にやるとしたら発展度が100%になるとその商圏からの金収入は頭打ちになるので、投資をしてベースとなる商圏生産の現在値を上昇・発展度を下降させて、あとは発展度が自然と上昇するのを繰り返す、というやり方となります
その際にはベースとなる商圏生産の最大値が高い商圏に対して行うのがより効率的でしょう
最大値が1000以上ある商圏がねらい目です
ですが、進出は3家までしか入れないので、ゲームを進めていくとどこかでそれ以上ネットワークを伸ばすことのできない商圏にぶち当たってしまいます
投資を適切なタイミングで行っていれば金銭収入が頭打ちになる事態を避けられるので、発展度に注意しながら投資コマンドを行っていくのが金を増やすコツです
大商圏について
商圏は大商圏へと発展させることができます
条件は商圏の下の数字が黄色くなるまで成長させる事と、国に属する商圏の影響力を100%にすることです
前者は商圏生産が300以上を目標にしましょう
(商圏の数が少ない国では商圏生産をもっと上げる必要があります)
後者は独占してもいいし、宣戦をするなどして他家が入ってこれないような状況を作れれば、志特性により独占ができない織田信長でも大商圏を作り出すことができます
競合する他大名家がいなくとも通常の商圏よりやや発展度が早いのと、商圏がまとめられることで数少ない商業コマンドを効率よく使う事ができるのが利点です
そして金収入もかなり増えます
投資費用がやや高いのが難点にみえますが、その国に属している全ての商圏に対し投資を行う事に比べればかなり安いです
また、城を奪われない限り他家から進出されることもないため、長期的に見れば近隣大名の金収入を頭打ちにさせる事にもつながります
メリットがはるかに大きいので意図的に狙って大商圏を目指すのをおすすめします
特殊商圏について
特殊商圏は各地方に1つだけある特別な商圏の事を指します
例えば鎌倉商圏は関東地方にある特殊商圏ですが、この鎌倉商圏の影響範囲は関東全域、つまり相模・武蔵・上野・下野・常陸・下総・上総・安房にまたがります
影響するのは独占した場合の投資費用低下と他家の投資費用上昇です
ですが、プレイヤーにとって一番大きな利点は独占による収入増でしょう
特に序盤で特殊商圏を独占できると収入が一気に増えるし、デメリットらしいデメリットもないので特殊商圏は必ず独占した方がいいです
一律で金9000かかりますが収入は3000以上ですので、3か月でかかった費用を取り戻せます
序盤の商業コマンドの使い方
ゲーム開始後は自領内の商圏に進出し終えたら他家の商圏に進出する、というのは基本です
合わせて周辺の弱小大名はすぐに滅ぼすことで自領の商圏ネットワークの拡充を図る事も大事です
最終的には大商圏を目指しましょう
そのためにも自領の商圏には投資をして商圏生産を300以上に持っていく事を目標にします
一応、私のやり方を紹介すると、
自領の商圏に進出するのが最優先で、他家の商圏に進出するか自領の商圏に投資するかは商圏1つ当たりのおおよその平均でどちらを優先するかを決めています
ゲーム開始直後なら120を超える金収入があるなら他家の商圏に進出しますが、2桁の金収入しかないなら中盤以降での大商圏の成立を狙って自領の商圏に投資をします
その間精力的に周辺の弱小大名を滅ぼしていくような感じです
これらの事を地道にやっていくと金が貯まっていくようになります
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ありがとうございました